高校時代。
大人でも子供でもない曖昧な時代。
そんな曖昧な時代に何を想い、何を感じていたのか。
行き場のない感情に等身大でぶつかるあの頃の自分と、
大人になった自分は何が異なるのか。
自分自身の本当の在り方を見つめ直す物語。
予告編
田村杏太郎
石川瑠華 武内おと 武内祐士
あわつまい 飯田芳 野田孝之輔 藤井円
白峰ゆき菜 前川桃子 其山実佑紀 濵田愛子 愛原亜希 市田厚
監督・脚本・編集 桜屋敷知直
あの頃 自分のことも 他人のことも
わかっていることは ひとつもなかった
天谷 一真 ( あまたに かずま ) 25 歳は、
家庭や仕事に追われる日々の中で、えも言われぬ窮屈さを感じていた。
ある雨の日の夜、一真の携帯電話が鳴る。
相手は高校時代の元恋人、雨宮 澪 ( あめみや みお ) だった。
7 年ぶりに聞く澪の声は、雨音で今にもかき消されそうなくらいか細かったが、
なぜか一真には心地良く感じられた。
「一真くんに出産に立ち会ってほしい」思いもしなかった言葉に動揺しながら、
妻に嘘をついて病院へと向かう。
ずっと目を背けてきた“あの頃”を思い起こしながらー
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監督・脚本・編集
桜屋敷知直
人々が生きていく過程で、さまざまな事情・人との出会い、
そこで生まれる、言葉や感情があると思います。
そのなかで、根本にある大切で確かなことというのは、
その人たちが「そこに居ること」なのかなと、私は考えています。
分かり合える誰か、分かり合えない誰か。
いろいろあるけれど、
その時に、そこに居る誰かというのはある意味運命なのかなと。
この映画は、人がそこに居ること、在ること、
そんな当たり前のことを大切に描いた映画です。
この映画を観てくれた方達に、
感動や衝撃を伝えたいという想いが強くあるわけではありません。
ただ観たあとにご自身の内側で何か、曖昧でも、確固たるものでも、
考えてもらえたらこれ以上幸せなことはないです。
プロデューサー 鈴木啓容
撮影 岩渕隆斗 佐藤涼介
録音 辻貴文
美術 加賀谷静
音響効果/整音 柳田耕佑
音楽 日山豪
カラリスト 久保山郷
衣装 丸実商店
ヘアメイク 隈崎晋哉
スチール bird and insect ltd.
グラフィックデザイン 大木陽平(side inc.)
WEBデザイン 加嶋大輝 竹内一矢
©映画「雨とひかり」